「……すみません、先輩」
ふぅ、と息をついた先輩に謝ると、苦笑いされる。
「なんで唯が謝るんだよ。やられてた側だろ。
こんな場所に閉じ込められて」
「だって授業抜けさせちゃったし……」
「それより、もっと他にもやられてたんじゃないのか?」
「……」
答えずに曖昧に笑ってると、隣に立ってる都築くんが言う。
「教科書ボロボロにされたり、転ばされたり、だろ?
多分、もっとされてんだろーけど」
最後の方は、あたしにあてつけてるとした思えなくて苦笑いする。
先輩はそんなあたしを見て顔をしかめた。
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