恋愛ジャンキー *-甘い蜜に溺れて-*



『生徒会長の本宮です。お騒がせしてすみません。

授業中なのは分かっていますが、この際なので、聞いて頂ければと思います』


そう切り出した先輩が続ける。


『確信には至らなかったので公にはしませんでしたが、2学期に入った頃から、生徒会でイジメの存在を調査していました。

が、今の放送、ふたりがこの放送室に閉じ込められた状況を見る限り、イジメが存在すると判断するしかありません』


冷静な横顔から、伝えられる言葉。

北校舎にいる生徒がきちんと聞いてる姿が想像できた。


『他人をキズつけて笑っているような生徒がいる事は学校の恥ですので、先生との話し合いの上、厳しい処分を下したいと思います。

さきほど名前のあがったふたりと……、多分、その他にも数名いるかと思いますので』


ぴしっと言った先輩が最後に、

『なお、今後もイジメに関しては厳しく取り締まるつもりでいますので。
授業中失礼しました』

って付け加えて、プツっとマイクを切った。