「ちょ……、待って……っ」
「……ん? もっと?」
「ち、違う! イチャイチャしてる場合じゃないよ!」
ちょっと恥ずかしくなりながら言うと、都築くんが顔をしかめる。
「おまえがちゃんとしろって言ったんだろ」
「そうだけど……。あの、今閉じ込められてるんだよね?
都築くんがいて安心しちゃったけど、内側からじゃ開けられないし、状況変わってないよね……?」
都築くんのYシャツを握り締めながら、すがるみたいに見つめる。
ひとりがふたりになったところで、心細さはなくなったけど……。
決して、問題が解決したわけじゃない。
ってなると、ここから抜け出す手段はないって事だし、本当に最悪の場合、明日とかまで……?



