恋愛ジャンキー *-甘い蜜に溺れて-*



でも……、体育倉庫か裏庭の物置って……。

そんなのが何であたしに関係して……、あ。


「そのうち、閉じ込められるって事?」


佐藤さんが浅めにコクっと頷いてから話し出す。


「話の流れ的にそういう事だと思う」

「気に入らないから閉じ込めるって……、どういう思考回路してんだろ」


臭い物にはフタをしろ的な考えなのかな。

っていうか、あたしがしてる事って、フタをして閉じ込められるほどの事?


真正面からの言葉だったら受け止めなくちゃって思うけど。

さすがにこうなってくるとただ耐えるべきなのか、疑問になってくる。


都築くんと一緒にいられるなら、それくらい我慢しなくちゃって思うけど、イライラしてくる。


「なんか、難しいなー……」


地面をにらみつけながらもなんとか笑うと、それを見ていた佐藤さんが言う。