教室で、カバンに教材を詰める。 ゆかちんと理子ちゃんが心配して、一緒に帰ってくれることになった。 「…ごめんねゆかちん、理子ちゃん。ゆかちんは夏樹先輩だっているのに…。」 なんだか二人に申し訳なくて、私は謝った。 「なつくんなんか一日二日放置しても大丈夫だから心配しないの!あたし、なつくんより柚杞の方が大事だし。」 さらっと言うゆかちんに、私と理子ちゃんは思わず笑った。 「…ありがとう。じゃあ、帰ろっか。」 そうして、三人で教室を出た… その時だった。