「って桃、まだお酒ちょっとしか飲んでないのに」 「梅さんも悪のりして」 「なんや春?ヤキモチやいてんのか?」 「アホッ!」 あう、お春さんのパンチ痛そうだ。 「総司さんも、はい」 お酌すると沖田さんはボッと顔を赤くした。 お、酔いが回ってきたのかな? 「ご飯も美味しいれすね」 「そうだな!」 梅さんはお春さんに殴られた頬をさすりながらお箸を持ちなおす。 「桃、もうやめなさい」 「総司さん?のんでくれないんれすか?」 「そ、そういうわけじゃなくて」