なんだか息がしずらい なんだこれ 「私、はここに居すぎちゃ駄目なんです お母さんが、友達が、未来にいるから…… 私は、未来で歴史を繋いでいかないといけない」 沖田さんを見ること出来ずに、沖田さんの方を向きながら俯いていると、ガバッと沖田さんが立ち上がった。 え?と見上げる。 沖田さんは月光に照らされて私を見ていた。 「………駄目だって言ったら…?」 「沖田さん……?」 一歩、また一歩と沖田さんが私の方へ歩いて来る。 それと同じに私の旨の鼓動は高まっていく。