「何サボってんの」 「ひぎゃ」 一人驚きの声を上げて振り返るとそこには山崎さんがいた。 「副長に言いつけんでお二人さーん」 く、 山崎さんは土方さんに絶対服従だからな ギュッと箒を握り何もなかったように私と沖田さんは掃除を再開する。 山南さんはホッと肩を撫で下ろした。 「また土方君の癇に触ることでもしたのかね」 「それが、……」 ブッ。思い出しただけで笑ってしまいそうだ。 そう。今掃除してるのは土方さんにさせられてるからだ。 それは、 くっ、ダメだ笑っ……!!