謹慎もあと少しで解けるそんな夜、 疲れたように沖田さんは見張りにやって来た。 「お疲れ様です沖田さん」 「うん。疲れました」 この間はみたらし団子を買って来てくれた沖田さん 凄く美味しくて泣けました 何か恩返しがしたいけれど、疲れた沖田さんに何が出来るかな? 「沖田さん」 扉の向こうの沖田さんに話しかけてみる 「なんですか?」 そしたら優しい声が返ってくる。 なんて幸せな夜なんだろう。 夜はたいてい斎藤さんだったから寂しくて寂しくて、 「お部屋に入って来て下さいよ」