まさか、階段を上がるってことは…… 「あっれーセンリ!何それそれ何?」 お兄ちゃんが教室に入った途端、木戸先輩がひょこっと現れて私を覗き込んできた。 木戸先輩を見上げて、私は確信する。 間違いない、 ここっ、三年の教室だよね……!? ついでに教室を見回すと、当たり前だけどお兄ちゃんと同じ三年の人たちばっかり。 佐伯さんたちもいる。 って、 ……みんなこっち見てる!? ひぃっと恐縮して、お兄ちゃんの腕の下に頭を突っ込もうとした。