「うりゃーーっ!」 ピピーッ! 私のスマッシュを受け止められずに、相手チームの子は真っ青に固まっている。 今の得点で私のチームの勝利が決まり、わっと歓声が上がった。 「どうしちゃったの優絵!あんた今日ノッてるね!」 「運動音痴はどこ行ったーっ?」 クラスの女の子たちにわいわいと迫られて、えへへ、と頭の後ろに手をやった。 運動音痴が治ったわけじゃありません! 全てやけっぱちです! 人間やればできるものだね、うん。 女の子たちから解放された私は、のどが渇いてることに気づいた。