するとお客様の一人が顔を覗き込んだ

「愛美!どうした?」

目の前に居たのは七夕様 つまりあたしの父親・・・

「あっ!」

二人の会話にお父さんが

「社長知り合いですか? この娘さんは 星哉の彼女だそうだよ」

あたしの父はすごくいい顔で

「そうですか そりゃーいいことですな」

と 目を細める

すると

「まぁ 社長さん!
彼女だって言ってもうちとは釣り合いがね・・・」

とおばあさんが口を挟んだ