「彼女の部屋を出る時に、メモリースティックとノートパソコンを持ち出したけれど、そのパソコンの方は、銃弾を受けて破壊されてしまった……パソコン本体にもっと重要な証拠が残されていたかも知れない。それか、違う形で残していたとか」
「本庁のパソコンは?本来、事件に関わる証拠とかは持ち出し禁止な訳だろ?まだ事件として立件していなかった案件だとはいえ、厳密に言えばメモリースティックに記録して持ち出す事は職務違反に相当する。本庁に残してあると考えるのが妥当じゃないか?」
「そうねえ……」
「あんた、今でも本庁に籍があるんだから、調べられないか?」
「本庁も爆破テロにあって、下山課長も殉職されたから……今の統括責任者は誰だったかしら?」
「調べてみるか?」
「課のパソコンやデータが爆破テロで破壊されていなければ、川合さんのパソコンをチェック出来るんだけれど。そうそう、彼女の部屋を調べたのって、確か加藤さんの後輩でしょ?」
「川合俊子の遺留品だな?」
「うん。念の為にそちらも調べる必要があるかも。何かそれらしいものが残っていなかったどうか、加藤さんの方で聞ける?」
「それはお安い御用だが……」
「どうしたの?」
「やっぱりあんたはデカそのものだな。捜査の話になった途端に、元のあんたに戻った」
「しおらしくないって言いたそう……」
そんな事ないぞ、と言い掛けた言葉を加藤は呑み込んだ。
「本庁のパソコンは?本来、事件に関わる証拠とかは持ち出し禁止な訳だろ?まだ事件として立件していなかった案件だとはいえ、厳密に言えばメモリースティックに記録して持ち出す事は職務違反に相当する。本庁に残してあると考えるのが妥当じゃないか?」
「そうねえ……」
「あんた、今でも本庁に籍があるんだから、調べられないか?」
「本庁も爆破テロにあって、下山課長も殉職されたから……今の統括責任者は誰だったかしら?」
「調べてみるか?」
「課のパソコンやデータが爆破テロで破壊されていなければ、川合さんのパソコンをチェック出来るんだけれど。そうそう、彼女の部屋を調べたのって、確か加藤さんの後輩でしょ?」
「川合俊子の遺留品だな?」
「うん。念の為にそちらも調べる必要があるかも。何かそれらしいものが残っていなかったどうか、加藤さんの方で聞ける?」
「それはお安い御用だが……」
「どうしたの?」
「やっぱりあんたはデカそのものだな。捜査の話になった途端に、元のあんたに戻った」
「しおらしくないって言いたそう……」
そんな事ないぞ、と言い掛けた言葉を加藤は呑み込んだ。



