プロフィール
稲葉禎和
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作品一覧
総文字数/161,575
ミステリー・サスペンス210ページ
総文字数/234,702
ミステリー・サスペンス368ページ
公開リスト一覧
公開されているリストはありません。
レビュー一覧
2010/12/18 13:57
ネタバレ
古代史をまとったファンタジー
500頁を優に超える長編。しかも古代が舞台となった物語……。
もし、この時点でこの作品に触れる事を諦めようとしているのなら、直ぐに思い止まり、戻って来て下さい。時間がありません!近々文芸賞へ応募され非公開になってしまいます。
緻密に構築されたそれぞれのエピソードが繋がった時、必ず気付く筈です。
人がみな持っている優しさに。
澱みない文章は、一気にラストまで読ませてくれます。
ファンタジーの衣装をまとった普遍のドラマに皆さんも触れてみて下さい。
さあ、早く!!!
2010/06/01 18:07
ネタバレ
貴方の宝箱に……
特別な言葉がある訳ではない。
しかし、間違いなく読んだ者の心に残る物語。
僅かなページに込められた想いは、一点の曇りも無い心からの優しさ。
廃校寸前の小学校。そこで学ぶ三人の子供達と、若い女教師の触れ合い。ほんのひと時の情景でありながら、その触れ合いの深さがじんわりと伝わって来ます。そして、ラストでは優しさ以上にそれぞれの未来を感じさせてくれる言葉があります。
本棚にそっと置き、また優しさが欲しくなったら取り出してみましょう。
そんな作品です。
2009/06/13 05:17
ネタバレ
出会いへの感謝を
こんなにも文章を、文字を深く愛し、想いの丈が注がれた作品に出会えて幸福であった。
文章を書こうと志す者ならば、誰もが同じように自らの想いの丈を注いではいるが、それをきちんと表せる者は、そうは居ない。
様々な感情が、この作品から呼び醒まされ、小説の世界で自分も息づく。
一つの文章から、一つの言葉から、登場人物達の笑い声が、嗚咽が、喜びの鼓動が聞こえて来る。
頬を伝わる涙が雫となって落ちる音すらも。
読み終えれば、誰もがきっと、
ありがとう
と言えるだろう。
心の動き、花びらの揺らぎ、街の喧騒、そして、何でもない会話。
全てに命がある。
同じく文章を書く者である私に、書く事の素晴らしさ、勇気を与えて貰えた事にただ感謝するばかりである。
どうか、あなたもこの素晴らしい出会いに導かれますように……
2009/03/16 17:40
ネタバレ
なにげに……
ケータイ小説の王道的ラブストーリー。
登場人物の設定、展開、テーマ。
いずれも、野いちごに溢れてる物語。
読んで行くうちに、ラストはこうなるだろうなあ、と読めてしまうのだが、一旦読み始めると止まらなくなる程の面白さ。
情景描写、人物の感情表現、台詞回し。
どれを取っても秀逸です。
特に、これから何かを書きたいと思われる方には、これ程適切な教科書はないでしょう。
ヒロイン葉月の心の揺れ動き、まだ成長仕切れない不安定な十代の心を、リアルにそして見事に表現しています。
同世代の読者なら、間違い無く200%満足する事でしょう。
何故なら、お父さん世代の小生が共感出来る位ですから。
作中、なにげに俊玉の台詞が隠れてます。
それを皆さん御自身で見つけて下さい。
お奨めです!!
2008/07/30 23:00
ひょっとしたら……
僕達はリアルタイムで新しいタイプの作家と出会っているのかも知れない。
語りべを物語のセンターに置く……
特に真新しい手法では無いが、それをあたかも作者本人のオリジナルのように読ませてしまうのは、作者の感性の素晴らしさから来るものであろう。
かなり深刻なテーマをさらりとコメディタッチに仕上げたセンスは、支持する読者数の多さからも充分に伺える。
さすが、大賞候補Aランク作品である。
つくづく、小説は文章の上手さやテクニックだけではなく、センスが一番であるという事と、オリジナリティの大切さを感じさせてくれる作品だ。
小説を書きたいと思っている全ての人々よ、この作品を先ずは読むべし!
僕達はリアルタイムで新しいタイプの作家と出会っているのかも知れない。
語りべを物語のセンターに置く……
特に真新しい手法では無いが、それをあたかも作者本人のオリジナルのように読ませてしまうのは、作者の感性の素晴らしさから来るものであろう。
かなり深刻なテーマをさらりとコメディタッチに仕上げたセンスは、支持する読者数の多さからも充分に伺える。
さすが、大賞候補Aランク作品である。
つくづく、小説は文章の上手さやテクニックだけではなく、センスが一番であるという事と、オリジナリティの大切さを感じさせてくれる作品だ。
小説を書きたいと思っている全ての人々よ、この作品を先ずは読むべし!
好きな作家
- 山本周五郎
- ジョン・グリシャム
- 司馬遼太郎、高村薫
- 東野圭吾、浅田次郎
- 野いちご作家様は、私のレビューで確認して下さい。皆様本当に実力のある作家さんばかりです。