世界は終わらないと思ってた。


毎日は毎日続くと思ってた。




だけど毎日は毎日別で、毎日新しい日で。

毎日はいつかは終わって新しい日が毎日始まる。



きっといつか
いつの日か
必ず訪れるのは

最後。


終わりを迎える。
必ず、間違いなく、涙と共に迎える。


だから――――

悲しくても苦しくても、辛くてもそれを精一杯感じて、毎日違う毎日を作り出すんだ――…

空を見て、見上げるのが辛いときは足元を見て。

そこに映し出される、君が落としたような、空にも負けない君の笑顔を、拾って…


いつか涙が晴れて空を見上げられるように。

こぼした涙の水たまりに映る空が見えるように。