ねぇ、先生。




沙月に卵を投げつけようとか
水をぶっかけようとか
いろんな案が出た。


…やめて!やめてっ!!


私は頭の中で叫んだ。


でも…私にはそんなこと
言う資格なんかない。


私は軽い気持ちで沙月を
裏切ってしまったのだから。