「あっ!!そろそろ到着だからボク、操縦室に戻るね。」
「あ、うんっ!!」
桃依はパッと手を離して操縦室へと向かう。
あたしはまた、月星の魔導書とにらめっこ。
「んー…言ってることが…分かりにくい。
昔の本だからしょうがないのかなぁ…?」
「何がしょうがないって?」
「わっ!!蒼刃!!」
蒼刃はあたしの隣に腰を下ろした。
「何がしょうがないんだよ?」
「あ…えっと…月星の魔導書、難しいんだよね。
言ってること…っていうか理屈は分かるけど、実践するための良い方法とかはあんまり書いてないの。」
「ふーん…役に立たねぇな。」
「なっ…そういうことを言ってるんじゃないもん!!
理解出来ないのはあたしが未熟だから…。」
「…なんでもかんでも自分のせいだと思い込むなよ…。
自分の力を信じねぇと、出来るもんも出来なくなるぞ?」
「…分かってるもん。」
そう言った瞬間に、ゆっくりと下降を始めるシップ。
そしてしばらくすると、地面に降り立った。
「あ、うんっ!!」
桃依はパッと手を離して操縦室へと向かう。
あたしはまた、月星の魔導書とにらめっこ。
「んー…言ってることが…分かりにくい。
昔の本だからしょうがないのかなぁ…?」
「何がしょうがないって?」
「わっ!!蒼刃!!」
蒼刃はあたしの隣に腰を下ろした。
「何がしょうがないんだよ?」
「あ…えっと…月星の魔導書、難しいんだよね。
言ってること…っていうか理屈は分かるけど、実践するための良い方法とかはあんまり書いてないの。」
「ふーん…役に立たねぇな。」
「なっ…そういうことを言ってるんじゃないもん!!
理解出来ないのはあたしが未熟だから…。」
「…なんでもかんでも自分のせいだと思い込むなよ…。
自分の力を信じねぇと、出来るもんも出来なくなるぞ?」
「…分かってるもん。」
そう言った瞬間に、ゆっくりと下降を始めるシップ。
そしてしばらくすると、地面に降り立った。