「…分かったよ。」
「じゃ、約束して?」
「はぁ?」
「指切り。」
あたしは右手の小指を出した。
「誰がそんな恥ずかしいことするか!!」
「もーっ!!だって蒼刃、約束とかしないと絶対守ってくれそうにないもん。ね?」
あたしは蒼刃の右手の小指を無理矢理絡めた。
「約束っ!!」
「だから分かったっつの。」
その瞬間にぴゅーっと強くて冷たい風が吹く。
「寒っ…。」
「ほら、帰るぞ。」
「え?」
すとんっと下に滑り落ちる蒼刃。
あたしは下を見下ろす。
意外と高い…。
上るのは平気だったけど降りるの…ちょっと怖いかも…。
「じゃ、約束して?」
「はぁ?」
「指切り。」
あたしは右手の小指を出した。
「誰がそんな恥ずかしいことするか!!」
「もーっ!!だって蒼刃、約束とかしないと絶対守ってくれそうにないもん。ね?」
あたしは蒼刃の右手の小指を無理矢理絡めた。
「約束っ!!」
「だから分かったっつの。」
その瞬間にぴゅーっと強くて冷たい風が吹く。
「寒っ…。」
「ほら、帰るぞ。」
「え?」
すとんっと下に滑り落ちる蒼刃。
あたしは下を見下ろす。
意外と高い…。
上るのは平気だったけど降りるの…ちょっと怖いかも…。



