「星来の真っすぐさにはホント…敵わないなぁ…。
でも、その真っすぐさには救われたよ。」
「え?」
ぼそぼそっと言われてしまってあたしは上手く聞きとることが出来なかった。
「ううん。こっちの話。」
「あ、そういえば…蒼刃は…?」
「蒼刃は…地上に戻るって言ってたな。
少し外の空気が吸いたいって…。」
「そうですか…。
ちょっと…心配…ですね。」
「心配?」
「はい…。多分蒼刃の傷、全部治せてないから…。
蒼刃、無茶ばっかりするし…。傷も教えてくれないし…。」
「…行ってみたらどうかな?
蒼刃と二人っきりならちゃんと話せるんじゃない?」
「…行ってみます。」
「うん。行ってらっしゃい。
あ、でもちゃんと上に何か羽織っていくんだよ?
もう夜だから寒いし。」
「あ、はいっ!!」
あたしは上を着て、部屋を後にした。
でも、その真っすぐさには救われたよ。」
「え?」
ぼそぼそっと言われてしまってあたしは上手く聞きとることが出来なかった。
「ううん。こっちの話。」
「あ、そういえば…蒼刃は…?」
「蒼刃は…地上に戻るって言ってたな。
少し外の空気が吸いたいって…。」
「そうですか…。
ちょっと…心配…ですね。」
「心配?」
「はい…。多分蒼刃の傷、全部治せてないから…。
蒼刃、無茶ばっかりするし…。傷も教えてくれないし…。」
「…行ってみたらどうかな?
蒼刃と二人っきりならちゃんと話せるんじゃない?」
「…行ってみます。」
「うん。行ってらっしゃい。
あ、でもちゃんと上に何か羽織っていくんだよ?
もう夜だから寒いし。」
「あ、はいっ!!」
あたしは上を着て、部屋を後にした。



