ふと気がつくと、僕に影が重なる

そこには小さな女の子

「大丈夫かな…」

つんつんと僕の華を触る彼女

この華まで、傷つけられるのだろうか…

恐怖に怯える僕に

彼女は恵みの雨を与えてくれた

鳥から聞いた、鼻の長い動物
それによく似た容器から、優しい雨

「元気になぁれ♪」

それはまるで魔法