前を歩く君に手を伸ばして あいしているだの 一緒にいたいだの 伝えたところできょとんとするだけの かなしいばかりの君との関係 何年もそばにいたのに 何年も君を知らないままでいたような 心がからっぽになる瞬間が 夕焼けにあふれて溶ける ことばもてのひらも すべてを失くした君にとっては ただのおもちゃでしかなかった