まぁいつもこんな感じでグダグダdaysを送ってる。
ん?・・・・やべ。あと2分以内に家を出なきゃ確実に遅刻っ!!!!!
「晴!ちんたらしてないでもう行かないと遅刻するよっ!!」
わかってるっつーの!おばはんがガミガミうるさいから何用意するか忘れたじゃんか~怒!
「あぁもう!分かってるから黙っといて!」
・・・・ー
結局HR1分前になんとか学校に到着、いつもギリギリで生きてるのがアタシだ
こんなんでも一応、高校生活「皆勤」してる。唯一の努力を誰か認めてほしい・・・
今日も何とか間に合ってゼイゼイ言ってる息を整えていると、
「おはよ~晴ちゃん☆まだ先生来てないから大丈夫だよ!」
とにっこりベストスマイルを見せてくれるのは、アタシの隣の席の希美(きみ)ちゃんだ。毎日彼女の笑顔に癒されるのは言うまでもなく、、
「あーおはよー今日もヤバかった~」笑なんて言いながら、ふと鞄の中身を見てみると・・・
うそ・・・昨日せっかくやった英語の予習忘れたあぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!!!
「ど、ど、どうしよっ!!!!」
「え?どしたの?なんかあった?」希美ちゃんが心配そうに眉毛をハの字に下げて尋ねてくる
「希美ちゃん、あたし今日英語の和訳当たる日なのに予習してきたノート忘れちゃったよ~ぉおーどーしよー(泣)!!!」
「あたしのでよかったら、見せるよ?間違ってるかもしれないから、他の人に借りた方がいいとは思うけど。晴ちゃんがいいなら、全然貸すよ?」
THE・天使!!!!!いや希美ちゃんはもはや女神だ!!!なんていい子だろう!
「ホントに!?すっごい助かる!!!いいの!?」
希美ちゃんに縋り付くように聞くと
「いいよいいよ。あたしのノートでいいなら全然気にしないで。笑」
相変わらず、女のアタシでさえ惚れてしまいそうな極上な笑みで、はい。と希美ちゃんは自分のノートを差し出してくれた。



