「実さん、こっち」 私の手を掴み、ロビーの端へと促した。 どうやら、出勤する人たちの邪魔をしていたよう。 「あ~、ありがと・・・?・・・」 掴まれた手は、そのまま・・・ 「隼人くん?」 「実さん、これからモーニング行かない? 俺、イイとこ知ってんだ」 まだ、離されない手・・・ 「あー、ごめん、今日は、ちょっとこれから行くとこあるのー」 「どうせ、彼氏んトコだろ~? そんなヤツ待たせておけよー」 手は、なかなか、離してもらえない・・・・