ケンカばかりの家族だって



いつもどこかで嘆いてた



どうしてもっと普通になれない?



そんな諦めばかり募っていく





あれから何年もの月日が流れて



少しだけ変わったこと、人づてに聞いた




ひさしぶりに会ってみれば



こんなに老けてたっけ?っと




記憶にある家族の顔はもっと若々しくて




弱くなって余計に強がって



まだ出来るんだ、俺に構うな



そんな親父が急に寂しくて



胸が締めつけられた





大人になってもきっとまだどこかで



僕は子供でいたくて



ずっとここしか帰る場所なんて



ないんだから



本当はもっと優しくして



家族らしく温かい空気で



まだまだ心配掛けてるけれど



いつか頼られるように



今はまだもっと成長して



誰より誇れる



あんた達の息子でいたい