
- 作品番号
- 29985
- 最終更新
- 2008/10/07
- 総文字数
- 39,408
- ページ数
- 145ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 160,769
- いいね数
- 0
- ランクイン履歴
-
その他50位(2008/11/11)
※非常に過激な内容となっています。
11月13日 完結
11月23日 一部修正
10月7日 一部修正
この作品のレビュー
「世界を壊してみたくない?」 汚れた理不尽な世界で、それはあまりに魅力的な言葉だった。 * 少女は世界に絶望していたから。 少年もまた、世界に絶望していたから。 共鳴したのだ。 この世界を壊す理由なんて、それだけで充分だった。 * 哀しいとは違う、胸を心を抉るような痛みがひたすらに切なくて。この世の底辺を垣間見たような気がしました。 結末は、果たして彼らを幸せにしたのだろうか。 ぜひご一読を。
「世界を壊してみたくない?」
汚れた理不尽な世界で、それはあまりに魅力的な言葉だった。
*
少女は世界に絶望していたから。
少年もまた、世界に絶望していたから。
共鳴したのだ。
この世界を壊す理由なんて、それだけで充分だった。
*
哀しいとは違う、胸を心を抉るような痛みがひたすらに切なくて。この世の底辺を垣間見たような気がしました。
結末は、果たして彼らを幸せにしたのだろうか。
ぜひご一読を。
子宮から産み落とされた瞬間は、みんな等しい。
でも周りの大人、環境によって赤子達には落差が生まれる。
藍は闇の中にいた
いくら叫んでも誰にも届かない
でも叫ばずにはいられない現実
声が枯れても叫ぶ、叫ぶ、叫ぶ
そしてそんな藍と同じように、ただひたすら闇の中で叫んでいた凛羽。
2人が出逢い共に同じ目的を持つことによって、世界は動く。
「世界を壊してみたくない?」
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中学生の頃から何十回も読みました。
何度読んでも良くも悪くも心をえぐられる、そんな物語です。
Syuさんの紡ぐ文字はひとつひとつが音符のようで、なんの抵抗もなく身体に染み込みます。
この作品はもちろん、他の作品もぜひ、読んでみてください。
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