「え!? 小都子がモデルに!?」

「しかも私達と同じ事務所に所属ですか?」


 心配事もなくなり、その日のうちに由宇花さんに返事をした。

 その日の夕食時に先輩達にもわたしがモデルになることを伝えると、優姫先輩と寿先輩が続けて驚きの声を上げた。


「やっぱり、驚きますよね?」

 あはは、と苦笑いしながら言うと、翔子先輩が「いや」と話し出す。


「あのときの小都子はプロにも見劣りしない仕事をしていたからね、いきなり写真集とかいうのは流石に驚いたけど、モデルになるってことは理解できるよ」


 飾り立てない言葉で褒められ、照れてしまう。


 すると今度は和子先輩が話し出した。