聖花学園~花よ咲き誇れ~2

 恥ずかしくて流依の目が見れない。

 視線を下に向け、最後に一番気に掛かっていたことを聞いた。



「でも流依?」

「ん?」


「わたしがモデルになったら、仕事とかで会えない日が多くなっちゃうんだよ?」


 そう、流依に会えなくなる日が多くなる。

 それが一番嫌なことでもあった。


 でも流依は、その悩みすらすぐに打ち消す。


「それはないな」

「え?」

 驚き、下げていた視線を戻す。


 見上げた顔は、自信有り気な、男らしい微笑みを浮かべている。