聖花学園~花よ咲き誇れ~2

「あ、はい」

 わたしは慌てて由宇花さんの隣に座り、不安気な顔で次の言葉を待った。


「まずは紹介かな」

 そう話し出した学園長が一人ずつ紹介してくれる。


「まあ、ユウちゃんのことはもちろん知ってるからいいよね?」

「はい」


「そして鳴海のことも知ってるんだって?」

「あ、はい。一応……」


 曖昧な返事をして改めて鳴海さんを見ると、彼はニコニコと微笑んでこの間のお礼を言ってきた。

「その節はどうも有り難う」

「あ、いえ。こちらこそ……」

 わたしも軽く会釈して返す。



 そして最後に、まだ名前も知らない女性を紹介される。