聖花学園~花よ咲き誇れ~2

 そう言って入ってきたのは、一年のわたしとは別のクラスの保健委員だった。


 入ってきて、わたし達の姿を目にし言葉が徐々に消えていく。


 明らかに、驚いていた。



「あ、えーっとっ! あああアンケート、ココに置いておきますね!?」

 彼女は慌てて近くの棚にプリントの束を置き、開きっぱなしでいたドアの向こうへと急ぐ。



 って、よく考えたらこの状況ってやばくない?

 だって、はたから見るとイチャついているように見えるし。


 先生と生徒で、それはマズイよね?



 何かフォローをと考えたけど、彼女はすぐにドアを閉めてしまった。


 でも、わたしの心配は無用だったらしい。