言葉を発せなくなったことで沈黙が流れると、呉羽先生はもてあそんでいたわたしの髪を少しだけすくい、自分の口元に持って行って唇を落とした。
その間も視線は外されなくて、わたしはその妖艶な瞳に囚われる。
「本当に、お前は美しいな……」
「っ!」
髪に唇を押し当てたままで囁かれた声は、くぐもることなく鼓膜に響く。
扇情的(せんじょうてき)な低音の声は、わたしの心を動かすには十分だった。
しかもその微笑みは甘く、見ているだけで顔が赤くなる。
妖艶さと甘さが反発することなく共存するその微笑みは、免疫のない人だったら卒倒すると思われるほどの威力を持っていた。
その間も視線は外されなくて、わたしはその妖艶な瞳に囚われる。
「本当に、お前は美しいな……」
「っ!」
髪に唇を押し当てたままで囁かれた声は、くぐもることなく鼓膜に響く。
扇情的(せんじょうてき)な低音の声は、わたしの心を動かすには十分だった。
しかもその微笑みは甘く、見ているだけで顔が赤くなる。
妖艶さと甘さが反発することなく共存するその微笑みは、免疫のない人だったら卒倒すると思われるほどの威力を持っていた。



