そのまま沈黙が流れると思ったけど、そうなる前に流依が口を開く。
「別に、本当に小都子を抱きたくて連れ込んだわけじゃない……」
ポツリと言い訳を始めた流依に、わたしは「え?」と聞き返す。
すると流依は途端にムスッとした顔になる。
「お前が、俺以外の男にあんな顔するからっ!」
突然口調が怒りと焦りを滲ませたものになって、わたしは驚き目を真ん丸に見開いた。
流依はそっぽを向きながらそのままの口調で話し出す。
「あんな色っぽい表情で、艶めいた眼差しで他の男を見て! ……翔先輩だったから耐えられたが、他のどこのどいつとも知れない奴だったらぶち壊していた所だ!」
その怒鳴り声に少し怖いと思った。
でもそれ以上に、その余裕のない表情に嬉しいと思う。
「別に、本当に小都子を抱きたくて連れ込んだわけじゃない……」
ポツリと言い訳を始めた流依に、わたしは「え?」と聞き返す。
すると流依は途端にムスッとした顔になる。
「お前が、俺以外の男にあんな顔するからっ!」
突然口調が怒りと焦りを滲ませたものになって、わたしは驚き目を真ん丸に見開いた。
流依はそっぽを向きながらそのままの口調で話し出す。
「あんな色っぽい表情で、艶めいた眼差しで他の男を見て! ……翔先輩だったから耐えられたが、他のどこのどいつとも知れない奴だったらぶち壊していた所だ!」
その怒鳴り声に少し怖いと思った。
でもそれ以上に、その余裕のない表情に嬉しいと思う。



