わたしの動揺に気付くこともなく、生徒達の会話は続けられていく。
「素敵! これはネタ帳に書き留めておかないと!」
「ああ、早く放課後にならないかしら? そしたらすぐに部室に行って執筆始めるのに!!」
「あ、貴方。書けたならぜひ見せてくださいませ」
「ああ……さっきのアイリス様と呉羽先生の絡みシーン、撮っておきたかったですわ。何で私デジカメ持ってこなかったんでしょう……」
わたしは目の前で繰り広げられる光景を微笑みながら無言で見ていた。
流石にこの光景にも慣れてきたけど、やっぱり異様よね、コレ。
乙女の妄想力って凄い……。
いつの間にかわたしは呉羽先生が好きってことになってるし……。
まあ、でも言ったことは本当。
少なくとも学園長が言うほど悪い人には見えなかった。
「素敵! これはネタ帳に書き留めておかないと!」
「ああ、早く放課後にならないかしら? そしたらすぐに部室に行って執筆始めるのに!!」
「あ、貴方。書けたならぜひ見せてくださいませ」
「ああ……さっきのアイリス様と呉羽先生の絡みシーン、撮っておきたかったですわ。何で私デジカメ持ってこなかったんでしょう……」
わたしは目の前で繰り広げられる光景を微笑みながら無言で見ていた。
流石にこの光景にも慣れてきたけど、やっぱり異様よね、コレ。
乙女の妄想力って凄い……。
いつの間にかわたしは呉羽先生が好きってことになってるし……。
まあ、でも言ったことは本当。
少なくとも学園長が言うほど悪い人には見えなかった。