でもその驚きは僅かなもので、すぐにわたしはまた拗ねた。


「もう! 流依までそういうこと言って!」


 そう叫ぶと、男三人は声をそろえて笑い出す。



 笑われている身としては複雑な心境だったけど、なんとかいい方向に収まって安心した。


 今までと全く同じとはいかないだろうけど、この仲間っていう絆は永遠にしたいから……。



 だから。


 和子先輩が分かってくれて良かった。



 わたしは笑われながら、少しだけ微笑んでいた。