聖花学園~花よ咲き誇れ~2

 

 格好良い……。


 素直にそう思った。

 今は男の格好をしているため、いつもの中性的な美しさは男のものに近い。


 すらりと伸びた手足はバランスよくて、まるで一つの芸術品のよう。


 その姿に見惚れながら、やっぱり美しさだけで言ったら和子先輩に敵う人はいないな。――と思った。





「ごめん……お待たせ」

 カタン、とお盆をソファーの前のテーブルに置き、紅茶を入れ始める。


「昨日の夜……こっそり、作ったんだ……。材料少なかったから、二つしか……作れなくて」



 作った?



 黄金色の液体がカップに注がれるのを見つめながら、わたしはその部分に疑問を持つ。