格好良い……。
素直にそう思った。
今は男の格好をしているため、いつもの中性的な美しさは男のものに近い。
すらりと伸びた手足はバランスよくて、まるで一つの芸術品のよう。
その姿に見惚れながら、やっぱり美しさだけで言ったら和子先輩に敵う人はいないな。――と思った。
「ごめん……お待たせ」
カタン、とお盆をソファーの前のテーブルに置き、紅茶を入れ始める。
「昨日の夜……こっそり、作ったんだ……。材料少なかったから、二つしか……作れなくて」
作った?
黄金色の液体がカップに注がれるのを見つめながら、わたしはその部分に疑問を持つ。



