聖花学園~花よ咲き誇れ~2

「……保健医だけあって、処置は完璧みたいだな……」

 そしてまたわたしの顔に視線を戻す。


「でもそれだけのために来たわけじゃないだろう? 本当に、他に何もされてないのか?」

 尚も心配してくる流依に、わたしは苦笑し右にある彼の手を取った。


 その手の平をわたしの頬に触れさせ、そのぬくもりを感じるように目を閉じる。

「本当に、大丈夫よ……」



 流依の手、温かい……。

 きっと、今なら言える。



 わたしは閉じた目をゆっくり開き、まだ心配そうに見つめる流依に微笑み伝えた。








「わたし、流依のことが好き」