聖花学園~花よ咲き誇れ~2

「そ、そんな。見せられるほどのものじゃないですよ?」

 思いっきり動揺しているのを取り繕って、笑顔でそう言っておいた。

 でも……。



「そんなことないですよ? 小都子さん肌綺麗ですし」

「スタイルだって、いいよ? 足のラインとかも、綺麗……」

「そうそう。それに胸だって結構あるしね」

「というわけで、海決定!」


 最後に優姫先輩がそう締める。

 わたしは恥ずかしくて何も言えない。



 皆、普通に言ってるけど……結構スケベ?



 そんな様子で海に決定しようかとした頃、今まで黙っていた流依が口を開いた。