「あ、大丈夫です。……来てくれて有り難う御座います。行きましょう」
わたしは優姫先輩の心配を吹き飛ばすような笑顔で言い、先に歩き始める。
火曜日に寮に帰ってからずっと考えてた。
呉羽先生の対処法を。
これ以上あの人の好きにはさせないために……。
そして、一つだけ思いついた。
この方法が上手くいくかは分からないけど、皆を巻き込まないようには出来る。
何にせよ、わたし次第だ。
皆を守るという決意をもう一度胸に秘めて、保健室へと足を進めた。
わたしは優姫先輩の心配を吹き飛ばすような笑顔で言い、先に歩き始める。
火曜日に寮に帰ってからずっと考えてた。
呉羽先生の対処法を。
これ以上あの人の好きにはさせないために……。
そして、一つだけ思いついた。
この方法が上手くいくかは分からないけど、皆を巻き込まないようには出来る。
何にせよ、わたし次第だ。
皆を守るという決意をもう一度胸に秘めて、保健室へと足を進めた。