「まさか呉羽先生、本当にアイリス様のことが!?」
「えー!? ウソォ!? だとしたらすっごい萌えるんだけど!?」
何も知らない生徒は無責任にもそんな風に盛り上がっている。
知らないから仕方ないんだろうけど……ちょっと殺意湧くよ? ソレ。
そんな風に思いながら、わたしは教室から出て行く。
するとすぐに流依がわたしの元に駆けつけてくれた。
「小都子」
「流依……。いつも真っ先に来てくれるよね、有り難う」
「そんなの当たり前だ。俺はお前の婚約者なんだぞ? 守りたいと思うのは当然のことだ」
当然だと言っておきながら、流依の頬は少し赤い。
照れてるんだ……。
「えー!? ウソォ!? だとしたらすっごい萌えるんだけど!?」
何も知らない生徒は無責任にもそんな風に盛り上がっている。
知らないから仕方ないんだろうけど……ちょっと殺意湧くよ? ソレ。
そんな風に思いながら、わたしは教室から出て行く。
するとすぐに流依がわたしの元に駆けつけてくれた。
「小都子」
「流依……。いつも真っ先に来てくれるよね、有り難う」
「そんなの当たり前だ。俺はお前の婚約者なんだぞ? 守りたいと思うのは当然のことだ」
当然だと言っておきながら、流依の頬は少し赤い。
照れてるんだ……。