でも、そんな弱々しい抵抗は呉羽先生を楽しませるだけで……。 次の瞬間、呉羽先生に抱き寄せられていた。 顎を捕らえていた手は腰に、胸に触れていた手はそのまま。 そしてまた耳元で囁かれる。 「今夜は、楽しもうじゃないか……」 「ひっ!」 ウソ……。 まさか本当に? 本当に、このまま犯されちゃうの? その疑問に答えるかのように、呉羽先生はそのまま首筋に舌を這わせ始める。 嫌。 嫌!