「というわけなので、今後小都子には手出ししないで下さい。先輩方」
時間も遅くなり、あの後わたしはお母さんに送られて寮に戻ってきた。
もちろん一端家に帰って着替えてから。
そして寮で流依と再会した後、談話室に行き先輩方にも帰ったことを報告しに行った。
すると何故か流依が自分はわたしの婚約者だってコトを話し始め、最後にそう言ったのだった。
「それは……」
「何とも……」
「初耳だねぇ……」
「……本当? 小都子……」
寿先輩、優姫先輩、翔子先輩、和子先輩の順に動揺した言葉が出てくる。
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