聖花学園~花よ咲き誇れ~

 わたしは聞きたいことや言いたいことが沢山あって……でも沢山ありすぎて、口を金魚のようにパクパクしていただけだった。



 すると皆はそんなわたしを席に着かせ、何事も無かったように食事を始める。


 次々と運ばれてくる料理。


 食べないと冷めてしまうため、わたしはとりあえずみんなと同じく食事を始めた。




 他愛の無い会話が続けられる中、わたしは流依をちらちらと見ていた。


 朝の礼服姿とは違って、シンプルなスーツ姿だ。

 髪型はそのスーツに合うようにワックスで少し固められている。

 でも固い感じは無く、少年っぽさを少し残しているように感じられた。



 よく、着こなしてるよね……。