聖花学園~花よ咲き誇れ~



「小都子、お前とも久しぶりだな」


 しばらくして満足したのか、お父さんがやっとわたしに声をかけてくれた。


「うん、久しぶり。お父さん元気そうで良かったわ」

「お前も元気そうで……。それに、綺麗になったな」


 お父さんが複雑そうな顔で言う。

 そして続けた。



「嫁に行ってしまうのは悲しいが、これならあちらも満足してくださるだろう」


 ん?


「え? 何よ嫁って。あちらって?」

 わたしが疑問をぶつけると、お父さんは戸惑いの表情を見せた。