聖花学園~花よ咲き誇れ~




 レストランに着くと、見覚えのある人影が入り口付近にいた。


「あなた!?」


 お母さんがそう言って駆け出す。

 そしてその人影に抱きついた。


「ごめんなさい、待ったかしら?」

「そんなに待って無いよ。第一、約束の時間より十分も前だ」

「あら本当。あなた遠いのに、そんなに早く出てきたの?」

「当然だ、君を待たせるなんてこと俺が出来るわけが無いだろう?」


 そんな感じで両親はイチャイチャしていた。




 …………ごめんなさい。

 今だけ他人のフリして良いですか?

 だってこの二人、もの凄っごく注目浴びてるんだもの。