聖花学園~花よ咲き誇れ~

「お? 今日は小都子が最後だな」

 入ってきたわたしに、真っ先に優姫先輩が声を掛けてきた。


「珍しいですね、いつもは早く来て準備を手伝っているのに」

 皿を並べていた寿先輩が不思議そうに言う。



「あ、はい。ちょっとお母さんから電話があって。……それで学園長」

 わたしはそう呼びかけながら、ベテランのウェイター並に料理の盛られた皿を四枚運んでいる学園長を見た。


「ん? 何だい?」


「えっと、今度の水曜日わたし夕飯要りませんから」


「え!? 何故!? ダイエットでもするのかい? それならちゃんとダイエットメニュー作るよ!?」

 何故か見当違いなことを言う学園長。