聖花学園~花よ咲き誇れ~

 そしてわたしは困り笑顔で流依に言う。


「仕方ないから許してあげる」


 本当はそんな風に偉そうな事言える立場じゃないけど、他に言い方が見つからなくてそう言った。


「あ、でも、もうあんな事しないでね?」


 その言葉に当然“分かった”という答えが返って来ると思ったのに、流依はうっと言葉を詰まらせる。



 ……ん?



「それは……正直、保障できない……」

 流依の顔は真っ赤なままだ。


「……どうして?」

 聞くと、流依は一瞬視線を逸らして、意を決したように言った。