「なっ!? 笑うな! そ、そこまで可笑しいことじゃないだろう!?」
真っ赤な顔のままで慌てる流依を見て、更に笑ってしまう。
笑って、笑って……笑い疲れた頃には、怒っていたことなんて些細な事に思えた。
実際、本当に些細な事だったんだ。
だって、観覧車での流依は彼の中の一部でしかない。
わたしは、優しい授与式前日の流依も知っている。
あのときの流依も、ちゃんと本当だった……。
流依の中にはちゃんとわたしが好きな流依もいるのに、たった一度の出来事でそれをなかったことにするのは悲しい。
わたしは、心の中で流依にごめんなさいと謝った。
優しい流依を信じてあげられなくて、ごめんなさいって……。
真っ赤な顔のままで慌てる流依を見て、更に笑ってしまう。
笑って、笑って……笑い疲れた頃には、怒っていたことなんて些細な事に思えた。
実際、本当に些細な事だったんだ。
だって、観覧車での流依は彼の中の一部でしかない。
わたしは、優しい授与式前日の流依も知っている。
あのときの流依も、ちゃんと本当だった……。
流依の中にはちゃんとわたしが好きな流依もいるのに、たった一度の出来事でそれをなかったことにするのは悲しい。
わたしは、心の中で流依にごめんなさいと謝った。
優しい流依を信じてあげられなくて、ごめんなさいって……。



