バシィィン!! その瞬間、時が止まったのかと思った。 でも、次に来る手のひらの痛みが、時が動いてる事を教えてくれる。 「……」 「……」 時間は動いていても、わたしと流依は動けないでいた。 流依は何が起こったのはよく分からない顔をしている。 わたしは、手のひらの痛みに当惑する。 感情のままに人を打ったのなんて何年ぶりだろう……。