聖花学園~花よ咲き誇れ~

「好き……なのか?」

 沈黙を肯定と受け取ったのか、流依は確かめるようにもう一度聞いた。



「ちっ! 違う違う!」

 わたしは慌てて否定する。


「告白はされたけどまだ返事はしてないし、っていうか返事はまだするなって言われたし!」


 慌てていたせいか、言葉がまとまらない。

 ちゃんと言いたい事が言えてるのか自分では分からなかった。



 でもそれを判断するヒマも無く、流依の雰囲気がまた変わった。


「告白……されたのか? 先輩方皆に?」

 怒りと焦りが混じったような声が静かに響く。