聖花学園~花よ咲き誇れ~

 その後はもう色んな意味でドキドキで、気付いた時には寿先輩の番が終わっていた。


「ずっと座っていて辛いでしょうが、あと一回ですから、頑張ってください」

 最後にそう気を使ってくれた寿先輩と入れ替わりに、流依が入ってくる。



 流依は、乗ってから……ううん。きっと乗る前から不機嫌だ。


 わたしの反対側に座った流依は、ゴンドラが動き出した後でも腕を組んでムスッとしている。



 はあ……まさか流依までわたしのこと好きだとか言い出さないでしょうね?

 あ、でも……和子先輩は好きじゃなきゃキスしてないって言ってたよね……?

 それで言うと流依もわたしのことが好きってことになるけど……。

 まさかねぇ……?