聖花学園~花よ咲き誇れ~

「分かりました……」


 そう答えると、よくできましたとでも言いそうな笑顔がわたしに向けられる。


 わたしは恥ずかしくて視線をちょっとだけずらした。



 その間も手には寿先輩の感触があって、視線を逸らしたら逸らしたでまた恥ずかしい……。



「本当に……可愛い。というか、可愛すぎです……」

「え?」


 寿先輩の、少し余裕の無さげな声を聞いて、わたしは顔の向きを戻した。



 何だか、寿先輩の頬も赤い……。